高等部の様子
高等部2年 共同宿泊学習
「自然の中で学び、楽しんだ共同宿泊学習」
7月4日(火)~5日(水)1泊2日で国立立山青少年自然の家へ宿泊学習に行きました。
天気にも恵まれ、「集団活動のルール」「おもいやり、助け合い、協力」「係の仕事の責任」「時間を守る」などの目当てを常に意識しながら充実した2日間を送ることができました。
1日目の沢登りやハイキングでは、風薫る緑豊かな自然の中で自分の足を信じて歩き、全員目標地点に行くことができました。みんなの頑張りをたたえあって食べたチョコレートの味も格別でした。レクリエーション活動では、班対抗の「色とりかるた」「ボール送りゲーム」を行い、勝つための作戦を立てたり、アドバイスし合ったりして仲間との活動を楽しむことができました。また、係活動では、自分の仕事に責任をもち、やり遂げる姿に、生徒一人一人の成長を見ることができました。
2日目は野外炊事でカレーライス作りを行いました。かまど係、食材係に分かれ、火をおこす、米を研ぐ、野菜の皮をむいて切るなどの活動に取り組みました。はじめは、おそるおそる・・・の様子でしたが、一人一人自分の役割を果たし、協力し合って美味しいカレーライスができました。あちこちで「おいしい!」「最高の味!」「じゃがいも切ったよ」などの声が聞かれました。
バイキングの食事、大広間での宿泊、大きなお風呂での入浴、くつろぎコーナーでのおしゃべりタイムなど、友達との活動を積極的に楽しむ姿がたくさん見られ、お互いの良いところをたくさん発見できた2日間でした。
高等部 前期就業体験
2023年9月5日 高等部の様子
6月7日(水)から、高等部2年生は8日間、3年生は13日間の前期就業体験を行いました。
高等部の合言葉「すてきな社会人」を目指して、一般企業や障害福祉サービス事業所で実際に働いたり、利用したりすることを体験しました。
2年生にとっては初めての就業体験で、緊張した様子で臨んでいました。
3年生は卒業後を見据えての大切な就業体験です。生徒一人一人にとって、貴重な体験となりました。
この体験を通して学んだことを日々の学習で意識し、今後に生かしていってほしいと思います。
高等部 前期校内実習
2023年6月22日 高等部の様子
6月7日(水)から16日(金)までの8日間、前期校内実習を行いました。
主に1年生が基礎作業、手芸、窯業・園芸、受注・清掃の4つの作業班に分かれ、8日間続けて働くことを体験しました。
この校内実習を通して、社会人としての働くために必要な態度やマナー、根気強く働き続けることの大切さを学びました。また、日誌の教師からのコメントを読んでできたことや次に頑張ることを考えることで、これからの自分の長所や課題を見付ける機会になりました。
<基礎作業班> <窯業・園芸班>
<手芸班> <受注・清掃班>
高等部 卒業生を送る会
3月1日(水)に、高等部全員で「卒業生を送る会」を行いました。
1、2年生は、それぞれの学年で出し物を準備し、3年生と一緒に楽しんだり、嵐の「カイト」の曲に合わせた手話を披露したりしました。3年生は1、2年生に向けて会の感謝と激励の意を込めて「切手のないおくりもの」の曲を手話でお返ししました。
3年生と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
2年生は、3年生一人一人に手紙を書いて読み、パネルで感謝の気持ちを伝えました。
1年生の出し物「ビンゴゲーム」では、後輩たちとグループになりゲームを楽しむ3年生の姿が見られました。
3年生からは、「切手のないおくりもの」に合わせた手話を1、2年生に贈りました。
最後に、1、2年生で花道を作り、3年生を拍手で見送りました。
高等部 就労支援セミナー
2月21日(火)に高等部1、2年生の生徒と保護者を対象に、富山労働局主催の就労支援セミナーが行われました。砺波障害者就業・生活支援センターの武島氏、アルビスクリーンサポート株式会社の安田氏から「在学中に頑張ってほしいこと」や「今からできる“はたらく”への準備」について、富山労働局の山口氏から「地域における障害者雇用の現状」について話を伺いました。
生徒及び保護者への事後アンケートからは、
・生徒が理解しやすいように内容を考えていただいていてよかった。
・就労に関して家庭で子どもと話ができていなかったので、この機会に就労について話し合って
みたいと思った。
・違った関係機関の方々の話も聞いてみたいと思った。
などの感想を数多くいただきました。生徒や保護者が今後の進路を考える上で大切なことを知ることができ、とても良い時間でした。
高等部3年 社会人生活講座
高等部3年生では「社会人生活講座」として、1月~3月にかけて集中的に卒業後の生活に必要な知識やスキルを身に付けるための学習期間を設けています。「金銭管理の仕方」「ATMの使い方」「冠婚葬祭のマナー」「医療機関の利用の仕方」「SNSでのトラブル」など、社会人として自立するために大事なことについて具体的に学習します。2月15日(水)には、消費者生活センターの職員の方と弁護士さんに来校していただき、消費者トラブルについて学びました。
<SNSでのトラブルについて学習している様子>
18歳成人となったことで、責任ある行動が求められます。「SNSに個人情報を載せるときは、慎重に」「不審なURLはクリックしない」などのポイントを教えていただきました。生徒たちは真剣に話を聞いたり、ノートにメモをとったりしていました。
高等部 第1学年 後期校内実習
11月14日(月)から11月25日(金)まで、後期校内実習を行いました。
前期校内実習と同様、基礎作業、手芸、窯業・園芸、受注・清掃の4つの作業班に分かれ、今回は、9日間続けて作業することを体験しました
2年生の就業体験に向けた大事な実習であることを意識して、一人一人が一生懸命頑張りました。「続ける」ことと「挨拶」を中心に目標を立て、毎日真剣に取り組む姿や、作業中すれ違う先生方に「お疲れ様です」とはきはきと挨拶する姿など、前期よりも成長が見られました。
高等部1年 校外学習
9月27日(火)に、高等部1年生は五箇山の相倉合掌造り集落に行ってきました。
3班に分かれて民俗資料館を見学した後、集落を散策して建物を近くで見たりや高台に登って集落全体を眺めたりしました。
道の駅たいらでは、五箇山和紙を使ったいろいろな商品を見て、友達や教師と相談しながら、お土産を選んで買いました。
地域の文化遺産や伝統工芸品に実際に触れ、興味・関心が高まるとともに、班の友達と一緒に行動することで、友達を思いやり、助け合い、協力する姿が見られました。