高等部の様子
プロから学ぶ和紙作り (高等部作業学習 産業・生活基礎班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-
2月27日(木)、高等部作業学習の産業・生活基礎班では、南砺市平地区で「五箇山悠久紙」を生産している東中江和紙加工生産組合の宮本謙三様を講師にお招きし、和紙作りの伝統技法について学びました。
講話では、原料となる楮(こうぞ)の栽培から和紙になるまでの工程を教えていただき、DVDの視聴でも寒冷な自然の中で手間ひまをかけて作られる「五箇山悠久紙」について理解を深めました。和紙から様々な製品を作ることができ、宮本様が着ている上着は和紙から紡いだ和紙糸で織られていることを聞いて生徒たちは驚いていました。
生徒たち一人一人、紙すき体験も行いました。初めて持つすき枠でしたが、宮本様に手を添えてもらいながら原料をすくい取り、世界に一枚の和紙をすくことができました。生徒からは「ちょっと難しかった」「ゆらゆらするのが面白かった」などの感想が聞かれ、伝統の和紙作りの奥深さを感じたようでした。
高等部 卒業生を送る会
3月3日(月)に、高等部全員で「卒業生を送る会」を行いました。
1、2年生は、それぞれの学年で出し物を準備し、3年生と一緒に楽しんだり、手作りの色紙をプレゼントしたりしました。3年生は1、2年生に向けて、感謝と激励の意を込めてミュージカルを披露してお返ししました。
送る側、送られる側が共に思い合い、心に残る楽しい時間を過ごすことができました。
1年生の出し物「ジェスチャークイズ」では、高等部での行事や学習にちなんだジェスチャーをクイズ形式で披露し、3年生に答えてもらって楽しみました。
2年生の出し物「思い出クイズ」では、3年生に実施した「思い出アンケート」より、思い出にちなんだクイズやインタビューを行って、盛り上がりました。
3年生は、ミュージカル「ありがとうの魔法」を披露して、1,2年生に感謝と激励の気持ちを伝えました。
最後に、1、2年生で花道を作り、3年生を拍手で見送りました。
「A型事業所学習会」、「特別支援学校 就労支援セミナー」
2月6日(木)に「A型事業所学習会」と、富山労働局主催の「特別支援学校 就労支援セミナー」が開催され、高等部1・2学年の対象生徒と、希望された保護者の方が「A型事業所ってどんなところ?」「地域における障害者雇用の現状」「在学中に頑張ってほしいこと」「働く(仕事)ことと、働く準備について」の話を伺いました。
講話を聞いた後、複数の生徒たちが講師の方々に質問をし、次年度の就業体験や将来の就労に向けて、今、感じている不安や疑問を解消し、気持ちを新たに取り組んでいこうという意欲を高める機会となりました。
プロから学ぶ野菜の育て方 (高等部作業学習園芸・食品加工班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-
2月20日(木)高等部作業学習の園芸・食品加工班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、JAなんと特産振興課課長 武田 隆紀様を講師にお招きし、「プロから学ぶ野菜の育て方」の授業を行いました。
始めに、野菜を作るための土づくりやハウス内の作物を使った加工品づくりについての講話をしていただきました。次に、ハウスに行き、pH計を使った土壌酸度の測定や作物の収穫方法について実習をしていただきました。
生徒からは、「丁寧に説明していただいたので、分かりやすかったです。」収穫するときの実習があり良かったです。」「細かく土づくりや野菜の収穫方法について知ることができました。」などの感想がありました。
この授業を通して、教員にとっては、今後の冬期のハウスの活用方法について考える助けに、生徒にとっては、野菜を育てる上での土づくりの方法や肥料の大切さを再確認し、今後の活動への意欲を高める良い機会になりました。
高等部3年 消費生活講座
高等部3年生は、2月3日(月)に社会人生活講座の一環として消費生活講座を実施しました。講師として弁護士の小股清香氏、消費生活センターの中川英樹氏の2名をお招きし、消費者として契約で気を付けることや消費者トラブルに巻き込まれたときの対処の仕方についてご講話をいただきました。
講話後、生徒からは「お金を持つということは、よい面もあるが危ない面もあるということをスライドや動画を見て改めて知ることができた」や「契約をする際は内容をよく理解して契約することが大切だと思った」などの声が聞かれ、卒業後の消費生活について考える貴重な機会となりました。
プロから学ぶ介護技術(高等部 生活サービス班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-
高等部作業学習の生活サービス班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、9月12日(木)、9月26日(木)、10月31日(木)、11月28日(木)の4回にわたって、医療法人社団修和会 介護老人保健施設 葵の園・なんとでの「プロから学ぶ介護技術」の実習を行いました。
施設では、利用者の方への入浴後の整容(ドライヤー掛け)やお茶出し、コミュニケーション、自己紹介や歌を披露するレクリエーションを行いました。作業学習で練習してきたことを利用者の方に実践し、最初生徒たちはとても緊張する場面も見られましたが、スタッフの方から丁寧かつ分かりやすく指導していただいたり、毎回振り返って改善点を次の実習に生かしたりしていく中で自信を持って臨むことができました。
生徒からは、「レクリエーションの歌の披露で利用者の方が一緒に歌っていただいてとても嬉しかった。」「実際に利用者の方の髪をドライヤーして緊張したが、『ありがとう』と言ってくださり、緊張がほぐれた。」「コミュニケーションをとるときに恥ずかしくて自分から声を掛けられずにいたら、スタッフの方が『この方はこんなお話が好きですよ』と教えてくれ、話をするきっかけをくださった。その後、利用者の方と楽しくコミュニケーションがとれた。」「ベッドメイキングもやってみたいと思った。」などの感想が聞かれました。
この実習を通して、生徒にとっては作業学習での練習の成果と課題を確認し、社会への参加意識と就労に対する意欲を高める貴重な機会となりました。また、教員にとっては今後の作業学習で生かせる正しい介護技術などを知る一助となりました。
高等部 選挙に関する出前授業
12月20日(金)に、富山県選挙管理委員会より講師の方々をお招きして、選挙に関する出前授業を行いました。
始めに、選挙の仕組みや投票の仕方、投票することの大切さについて、スライドを見ながら話を聞きました。
その後の模擬投票では、立候補者役の教師3人による演説を聞き、実際の選挙で使用される投票用紙と記載台、投票箱を使って投票を行いました。生徒は、立候補者の模擬演説を聞き、誰に投票するか真剣に考えて投票を体験しました。
今回の模擬投票では、事前に配布された3人の候補者の顔写真が入った選挙公報を使って、誰に投票しようか考えたり自分が投票する候補者を直前に公報で確認したりする姿が見られました。また、選挙管理委員の方に支援を受けながら投票する「代理投票」の体験もできました。
「すてきな社会人」に向けて、選挙について具体的に知るよい機会となりました。
高等部 後期就業体験
11月5日から、2年生は最長で2週間、3年生は最長で3週間の期間、一般企業や福祉サービス事業所で就業体験を行いました。2年生は就業体験を通してやりたい仕事を見つけること、3年生は体験を通して、卒業後の生活をイメージすることや、体験先で仕事ぶり、休憩時の過ごし方などいろいろな様子を見てもらい、「4月からもぜひ来てください」と言われることを目標に、それぞれ取り組みました。
今回の就業体験も、校外で自分の力を試す貴重な経験となりました。卒業後の自分のなりたい姿をイメージし、この就業体験で見えてきた課題を達成するために、学校でできることや家庭でできることを考えて取り組んでいってほしいと思います。
高等部 後期校内実習
11月5日(火)から15日(金)までの9日間、主に1年生が2年生で実施される校外での就業体験に向けて、後期校内実習を実施しました。毎日、継続して作業をすることに慣れたり、働くために必要な態度や生活習慣を身に付けたりすることをねらい、基礎作業、服飾工芸、窯業・園芸、受注・クリーンサービスの4つの作業班に分かれて取り組みました。
9日間の実習を終え、生徒からは、「9日間長かったけど、頑張ることができた」「正確な仕事ができた」「自分から行動することを頑張りたい」「これからも毎日朝ごはんを食べることを頑張る」などの声が聞かれ、それぞれの成果や課題を見いだす中で、成長した姿を見ることができました。
<窯業・園芸> <服飾工芸>
<受注・クリーンサービス> <基礎作業>
高等部 学習発表会
10月19日(土)の学習発表会では「作業製品販売」を行いました。作業学習で製作した製品を販売したり、実際に販売している製品の作成過程を実演したりしました。実演コーナーでは、多くのお客様が足を止めてじっくりと見ておられる姿もありました。一人一人が目標の達成に向けて一生懸命に取り組み、充実した一日となりました。
製品販売を行った園芸・食品加工、食物、服飾工芸、木工、産業基礎・生活基礎、窯業の六つの班は、販売の練習を繰り返し、それぞれの売り場を手作りの飾りで装飾して準備を整えました。当日はお客様を笑顔で迎え、心を込めて製品を販売することができました。
【製品販売】
園芸・食品加工班 食物班
服飾工芸班 木工班
産業基礎・生活基礎班 窯業班
【実演コーナー】
産業基礎・生活基礎班(かご作り) 服飾工芸班(刺し子)